JAPANESE HIP HOP大好きな僕です。
今回はラッパーのZORN(ゾーン)についてまとめてみました。
略歴や現在の懐事情まで推測もありますが、斬新なリリックから読み取れることを考えてお伝えしていきたいと思います。
ZORNの基本情報
ZORN
レペゼンは東京都葛飾区の新小岩。
過去には「ZORN THE DARKNESS」として活動。UMB本戦にも出場経験あり。
その類まれなる押韻スキルは各所で評価されており、BADHOPのメンバーであったT-PablowやCreepyNutsのR-指定ですら認めるほどのスキルの持ち主。
「洗濯物干すのもHIPHOP」「おにぎりはシーチキン」「成人式やった場所」「ドンキのスウェット着たヤリマン」などラッパー界隈では当たり前となっているようなワードセンス。そして家族を一途に愛するリリックにも注目。
また近年の楽曲は自身を杉山と表現することから本名は杉山から始まるものと思われる。
過去にはラッパーの般若が主宰する昭和レコードにSHINGO⭐︎西成とともに在籍していた。
あくまで噂だがZORNの由来は「Secret Base」で有名なZONEのファンだったことから名付けたと言われる説があるが真偽は不明……。
最新リリースソング「声」
2024.4.20にリリースされた楽曲「声」
こちらの曲は無くなってしまった友達を追悼するソングとなっています。
「RIPなんかじゃない」「死んだぐらいじゃ人は死なない」などこれまたZORNらしいパンチライン。
ビートはBACHLOGIC。ZORNの楽曲といえばBACHLOGICですよね。
クロムハーツの広告塔
ZORNと言えばクロムハーツのアンバサダーとしてキャスティングされているのも有名な話。
楽曲「Lost」内でも「クロムハーツから連絡」と歌唱しているあたりクロムハーツのアンバサダーに就任したことを語っています。また同Lostが収録されたアルバム「925」に関してもシルバーアクセサリーとして有名なクロムハーツ。
銀の含有量が92.5%以上のものをシルバーアクセサリーとして認定されるところからこのアルバムタイトルになったのではないかと言われています。
また、同アルバムに収録されている「家庭の事情」も要チェックな楽曲。
俺も反省 親も反省 壊れた家庭 一緒に再生
ZORN「家庭の事情」
今ならどんな過去も愛せる 復縁した二人 孫を抱いてる
枯れるくらいに泣かせてごめん そこら中 頭下げさせてごめん
息子の面会ってどんな気持ち? その帰り道はどんな気持ち
結局自分のせい 親だって完璧じゃない人間 恨んじゃない
ありがとうが言いてー 危ねー あやうくまともな人生
これがラップなんだ わりーな バカ息子見に来い
横浜アリーナ ろくな思い出じゃねーのによ 感謝しかない家庭の事情
幼少期には誰にも言えない家庭の事情、思春期には死ぬほど憎んだ家庭の事情、現在を表す3バース目には感謝しかない家庭の事情。
心理描写が素敵すぎて思わず聞き入ってしまう上にビートに上手く嵌めた独特なフローが単調なように聞こえてしっかりその情景を描写する。
かっこよすぎですZORNさん。
個人的に好きな楽曲2選
ZORNと言えば「All MyHomie」や「MYLIFE」「Rep feat.MACCHO」「Walk This Way feat.AKLO」など数々の名曲を発しHIPHOPフリークなら誰もが知るような楽曲が目白押しですが、僕個人的にはあえてそういった有名曲から外れた2曲をご紹介させていただきます。
かんおけ
1バース目はおばあちゃんの話、「侘しい82才の手に重なる9才と7才の手 その光景もいつかはメモリーレーン 歩こうって言って今度は俺が手を引いてく」のフローは聴き心地最高。
2バース目は親戚のおばさんの話。無くなったおばさんを追悼するバース。
3バース目は新しい命の話。輪廻転生を歌った一曲。
特に3バース目の冒頭からノンストップの押印フローは聞き応えがすごすぎます。
ここでも名パンチラインとされる「明日のことなんてsiriも知りもしねぇ」は本当にパンチラインです。
さらにこの楽曲でユウキという名前が出てくることからもしかしたらですが、「杉山ユウキ」がZORNの本名になるかもしれません。(これは確証がないので推測の域は出ません)
2 da Future
「夢と現実掛ける天秤揺れる合間また握る鉛筆」とだいぶ悩んだ末にあげたのがこの2daFutre。
13歳から24歳までの自身の半生を歌ったこちらの楽曲。
「汚ねぇ作業着汗かくにいちゃん」と働く大人を揶揄する10代の思いから「家族のために頭下げるのさ 子供のために汗を流すのさ」と働き出した自分が10代の自分に諭すように綴るバースもまた魅力。
個人的には「クタクタで終電 いつからか 遊びより眠りを優先 愚痴や弱音が口から出るけど 踏ん張る 黄色い線の内側で 仲間と馬鹿笑い」「十年後二十年後 この線路の延長線上 夢は叶ったかな?」のフレーズはパンチライン過ぎた。
サブスク配信なし
ZORNと言えばデジタル配信で楽曲を配信することはあってもサブスクには配信されないのも有名な話です。
要は曲を聴きたきゃ買えよ!っていうスタイル。
これはラッパーと言えばCDのセールスっていうスタイルを徴収したものだと思います。
ただ、現代においてCDセールスというのはだいぶハードルが高いのでデジタル配信は行うってことだと思います。
どのぐらい売れてるのか?
楽曲、「My Life」のPVの際にはおそらくトヨタbBと思わしき車種に乗って職業であるペンキ屋さんで汗を流すことが映像とともに歌われています。この楽曲で生まれた名言が「洗濯物干すのもHIPHOP」
対して先ほども紹介した楽曲「Lost」においては「ベンツを止めてる玄関」「クロムハーツから連絡」や楽曲「Stay Gold」では「ゲレンデで迎えに行く チューリップ組」と現在の愛車はベンツのGクラスであると推測されます。
このことからなかなかの大成したと思われます。
楽曲活動もさることながらライブ活動も精力的に行われており、かなりの収入、印税は得ているのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はラッパーZORNのまとめです。
僕個人もアルバムは何枚かしっかり買わせていただいた上で1ファンとして書かせていただいております。
もちろん全て本人が肯定している内容かどうかは定かではありませんが、かなり情報の正確性はある方だと思います。
またいろんなラッパーや著名人のことなどまとめるシリーズ化していきたいと思いますので、ぜひお楽しみください。
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