【最新刊】ミステリと言う勿れ14巻レビュー!池本さん大活躍(ネタバレを含む)

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こんにちわ!ミステリと言う勿れ14巻が発売されました!

今回記事では14巻を早速レビューしていきたいと思います。

全巻が「ant」の事件が綺麗に終わったところなので、今回はどんな展開になっているでしょうか?!


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いっしょに読みながらレビューをご覧頂くとなお楽しんで頂けると思います!

目次

大隣署の巡査、池本さんの帰省から物語は始まります。
1巻から度々お話に出てきた池本さんの妻がようやく初登場

息子のキリトを連れて車で移動中にそれは起こります。

なんか聞いてたより奥さん優しそう。
それも整くんのアドバイス効果で夫婦仲が円満になっていってるんだろうか?

事件は急に発生する

トンネルを通ると大きな音と共にトンネルがまさかの崩落します。

そして前方でUターンしてくる車との事故を目撃した池本は警察官らしく現場の対応に社外へと飛び出します。

トンネルの出口が埋まってしまったというその場にいた人からの報告により、事態は騒然としていきます。

車を置いて、自らの身分を明かし現場にいる人間に的確に指示を行い避難を開始させます。

ものわかりよくなりたくない

なんとかトンネルを抜け、後から来た車に現場にいる人間を安全な場所へ連れて行ってもらうよう指示する池本。

妻の莉子に通ってきたホテルで待っていろと指示する池本。

「オレ奥の方見てくる ケガ人がいるかも オレ警察官だから」と警察官としての責務を果たそうとする池本に対し、「あたし ものわかりよくなりたくない この子のパパってことも忘れないでよね」と冷静に返す莉子。

あなたも避難しろとか危ない!とか静止するでもなく、冷静に理解しようとしている莉子。
いい嫁やな…。これは男性目線で考えたらいいのか女性目線で考えたらいいのやら。

少し複雑すぎる。

車に乗せられ目に涙を浮かべる莉子が放つ「かっこよくて 腹立つわ」の一言が懸命に耐えている描写になっててちょっと辛い。

トンネル内に入り、奥から避難してきたであろう人たちと遭遇して避難を促す最中についに入り口側も崩落する。

射撃訓練中の風呂光さん

シーンは変わって射撃訓練中の風呂光さんの描写。

青砥さんに見守られながら射撃訓練を行うも、不調の様子。

「もっと小さくて軽いのがあったらいいのに…と思います」
なんか発言が整くんぽくなってきてるなー。

「射撃訓練はなんのためにやるかわかってるか?」と問う青砥さん
犯人を正確に撃つためと発する風呂光さんに「そんな機会はそうない」と被せるように発する青砥。

「仲間や 周りの人間を撃たないためにだ」と答えを出す青砥さん。
確かにそうかもなー。いざ発砲するってなっても下手だと全く関係のない人に当たる可能性がたかいもんね。

「ant」からのメール

そこに南関東の警察署あてに送られたとするant(アント)からのメール。
「本日、貴重な何かが強奪され死人がる、かもしれない 連続殺人の可能性あり。」

なんだこれは?と考える青砥。

そこに池本さんの奥さんからの電話が鳴る。
そうしてようやく池本さんが置かれた現状を把握する大隣署メンバー。

そしてようやく整くん登場。
ニュースで池本さんの情報を確認し、不安に思い風呂光に電話するも即座に電話を切られる。

解釈を「おまえは口をだすな」と言われてるとする整くん。
いやそうじゃないんだけど、そうも捉えれるよね。

そこにレンくんが現れて「一緒にチェスの駒やんない?」と尋ねられる。
意味が理解できない整くんはレン君にむりやり連れられる。

チェスの被り物をする整くん

ナイトの被り物をして大学の人間チェス大会に参加することになる。
中庭の市松模様がチェス盤を模していることに気づく。

チェスのルールを全く知らない2人。
「勝負事ってめんどいってゆーか 勝っても負けてもきずいじゃん」
と語るレン君に「わかります」と即座に返す整くん。

なんかレン君に暗い影をところどころに感じるんだけど、まさか実は「ant」=レン君とかないよね?

「池本さんほんとに大丈夫かな」と心配する整くん

今回の物語の中心メンバーが出そろう

シーンが変わってトンネル内に生き残りのメンバーがそろう。

トンネルの両方がふさがったと聞かされ、少し不安に思う面々。
地元のおじさんと思われる人物も工事の時から危ないと忠告していたと声を張り上げる。

ニセ刑事出没

メンバーの中に刑事であるという人物がおり、思わず自分も刑事と名乗りそうになる池本に「赤坂北署の…」と名乗られた瞬間何かを悟る池本。
自信が刑事である身分を隠し、ただの公務員だとする池本。

それもそのはず「そんな警察署はねえ!!」らしい。
もちろん作中の設定なので我々には解らないが、そんな警察署は無いらしい。

念には念をで「Yahoo!JAPAN」でも調べておいたがやっぱりない。

うん。ないんだわ。

その場を離れて奥の被害を確認する

不審に思った池本は、その場を離れて奥の現場を確認しに行く。

残念ながら亡くなった人物などを発見しながら生存者を探す。
その中で「スパイクベルト」と言う、車を無理やりパンクさせる道具を用いて無理やりパンクさせられた車両を発見する。

車内にはなくなった人間がいることを確認するも、その人物の腹部に銃創(銃で撃たれた痕)があること確認する池本。

そして破られたトランプを発見する池本。不思議に思い回収する。

犯人は今出会った人物の中にいることを確信し…

た矢先に新たな人物出現。
「頭ぶつけて寝ちまってたわ」と言いながら現れたヒゲ面の男。

悩んだ池本に現れるエア整くん

この中に…殺人犯場…いる…?

こういう時 もしここに

久能くんがいたら…

とする池本に現れるエア整くん。

「僕ちょっと気になることがあるんですけど」 それそれ

池本さんの安否を案ずる青砥さんたちのもとに乙部さんから「骨董通りの店で血を流して死んでいる人がいると通報」が入ったとの一報。

現場に向かう一同。「今は事件に集中しろ」と乙部さん。「はい」と不安げな表情で答える風呂光さんのシーンで

この話は終わる。

現場に駆け付けた青砥さん一向は射殺体を発見する。

被害者は悪どい商売をしてたことで有名な人物だったらしい。

「antが知らせてきたのはこの件か?」と勘繰る青砥さんにたいして

「強奪という言葉が合わない」と返す風呂光さん。

「おまえ久能に似てきたな」と返す青砥さん。

そりゃ1巻の風呂光さんから考えたら青砥さんに意見するイメージなんてないよね。

エア久能に尋ねる池本

「だから もしここに久能くんがいたら…」これはもはやエア久能の召喚術みたいなワードなんですかね?

でもこの描写結構すきです。

召喚された(?)整くんに「何か気になる?」と尋ねると「車です まず一台足りない」と答える整くん。
失礼エア整くん。(今回ややこしーな)

切られた非常電話

先ほどニセ刑事の東さんが外と非常電話で話したと言うことを聞いた池本は自身も外部へ連絡することを考え付くが手に取った電話は受話器が切断されていた。

東を疑うも確証がない。やっぱり殺人犯がここにいるということだけは確信が持てた。

全員の車を寄せるという話だが、一人車を持ってこなかった人物。
「太刀川」。自身の車は土砂に埋まってしまったと主張するがその話に違和感を覚える池本…なのかエア整なのか。

居ないはずの人間がいきなり描写されると困惑する。笑

エア整くんと話す池本はあることに気づく。
集まった車のうち、2台が池本が通り過ぎたドライブインの手前で時間を潰すかのように止まっていた事。

前話の後半に現れた男が食料やら水やらを持ってきてまるでサンタの様に振舞っていく。

ここから頭がおかしくなりそうな描写が始まる。

居るはずのない整くんが「積み荷はなんですか?」と尋ねる。
「え?なんで?」と返すヒゲ。「燃えやすいものだと気を付けないと。」と返すエア整。

これ実際には池本が話しているって認識でいいんすよね??

正直、整くんが現れない話だから少し物足りなく感じてた僕に対する配慮って認識で…いいんですよね?

その会話のなかで「よりによって」というワードに違和感を覚える池本。

「オレ ボブです」とようやく名乗るヒゲ。
明らかにただのおじさんだが「なんかしらんけどそう呼ばれてる」らしいのでボブらしい。

続々名乗っていく面々。夫婦で被害にあった「浅香夫婦」とカップルと思わしき「ニキとハチ」、地元のおじさんは「田無」

これで全員の名前が判明した事になる。

東に詰め寄る池本

土砂まみれの車の中で亡くなってる人を見たか?と問う池本。

「ちゃんと確認しましたよね?警官なら」という池本の問いに
「撃ち殺されてました」と答える東。

うーん。この問いは逆に自分も刑事ですと身分を明かしかねないのではなのか池本。

非常電話のコードが切断されていたことを伝える池本にさっきまでは使えたと答える東。
どうやら嘘は言ってないと思われる。

見つけたトランプの可能性

やぶられたトランプを拾っていた池本はこれが割符でないのかと疑念を思っていた。

割符とは。
取引などの際に相手確認するために取引を行う者同士で半分こしてるもの
by池本解説

このあたりで取引がなされる予定があり、それがこじれて被害者は撃ち殺されたと推察した池本。

「何様ーーーー!!」な東さんはちょっと面白かった。

まさかの3組が反応?!

一人ずつ確認してみましょうという東の提案に確認作業を開始する池本。

東の問いかけ中に後ろでトランプを見せる池本。

すると「ニキとハチ」「浅香夫婦」「太刀川」の3組が反応。

通常取引は1対1もしくは一組対一組だけに謎が深まったところでこの話は終了。

風呂光さんが例の射殺された事件について調べていたところ、

現場付近から一台だけ池本さんが弦味閉じ込められているトンネルに向かったことを突き止めた。

トンネルの監視カメラはなぜか土砂崩れより前に壊れている状態だったが、その対象車がトンネルから出た痕跡がないことからトンネル内にまだ居てるかもしれないと睨む。

そしてさらにその車の盗難届が出た事実を聞いた青砥は間違いないと踏み、風呂光に拳銃携帯命令をだして現場に向かう。

一方、人間チェスは続く

ひさしぶりにリアル整くんが出てきた!
相変わらずレン君とチェスについて話してて至って普通の描写に感じるけど何処に伏線が張り巡らされるか解らないのでちゃんと読んだ。

けど多分ホントにチェスの話だと思う笑。

トンネル内に戻って

東との会話の後、エア整くんと池本の会話が始まる。
整くんのアドバイスの通り、「オレいっぱい呼ぶんだ 嫁よりたくさん呼んでやる」と子供の名前をたくさん呼ぶ宣言した池本さん。

ただこれ一人で会話してるって現実考えたら怖いけどいい描写なんだよな。

水が入りだしてきたトンネル

水が入ってきたと慌てる田無。
壁をぺしぺしと叩いていた矢先に何かに気づいた田無は急におとなしくなる。

そこへボブが暖かいお茶を勧めてくる。
その際に語られる偽善と本質のお話。

そのころリアル整くん側ではようやくチェス大会が終わりを迎えた。

そしてトンネル事故の事を改めて調べた際に救助活動が進んでいないと流されれる「朝と同じ映像」の矛盾に気づく。
そこへレン君の「まあでもこのトンネルだった大丈夫じゃなね?だって…」

と何かを整くんに告げる。

不穏な浅香夫妻

浅香夫妻が池本に内密でお話と伝えに来る。
割符を提示しぴったり合うことを確認する。2千万用意したという夫婦に話が見えない池本。

そしてその池本の元へ来た「太刀川」は「あなたがスペードのキングですね」と確認をし、「古伊万里の大皿」を提示する。

それに気づいた浅香夫妻が車から飛び降りてきて取引を成立させる。

「じゃあクイーンのカードはあのカップルか」と向かう太刀川。

「ニキとハチ」にディスクを渡し、お金を受け取る太刀川。

ついに真相が明かされていく

このことは黙っていてほしいという浅香夫妻に「わたしはあの皿を奪うため今朝男を一人殺してきた」と伝える。

さらにニキとハチのカップルへ渡したディスクの為に「さっきのディスクを奪うために向こうの車の中で人い殺しました」と伝える。

そして相方は車ごと埋まっただろうと伝える太刀川。

ここからエア整くんとそれぞれの会話があるのだが、それはぜひ本編でご覧頂きたい。

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風呂光登場

田無が知っているであろうもうひとつの出口から風呂光が現れる。

隙を見た池本が太刀川の銃を薙ぎ払いその銃を拾おうとした東も敵だと思い武器を振り下ろす。

しかし東は受け止め、池本が刑事だと気づいていた東は銃を池本に渡す。

そこへ青砥さんも乗り込んできて太刀川は御用となる。

すぐ撃たないからですよと太刀川に伝えるエア整くん。
これは池本が伝えてるで…いいんだよね?

東と青砥さんが顔見知りで元警察官だったことが発覚する。

もう間違いなく今後のエピソードにもしっかり絡んでくるんだろうな。いうのが解る。

よめば・・・わかる。

牡牛座の出現…。

最後にリアル整う訓にお礼を言う池本のシーンでこの話は終わる。

乙部さんと青砥さんのエピソード。
なんだか乙部さんって不器用な人だなーと思ってただの日常会と流し読んでいた所に

「鳴子 巽」降臨!!!!
知る人ぞ知る、我路くんの敵というかなんというか。
アンジュの最後を知る重要人物。

知らずに鳴子のセミナーに訪れていた乙部さん。
そして鳴子に話を聞いてもらって涙する乙部さん。

なんかこの乙部さんってキャラがどうしても「死役所」に出てきてた「イシ間」さんにダブっちゃうんだよな。

ほんでこれまたすごく深ーいお話がいっぱいあるんですがそれは読んだ人にしか分からない描写としておきます。

なんと天達先生(整くんの信頼している先生)と鳴子が知り合いと言う事実!!

これには驚きを隠せない。

ただのブレイクタイムのお話かと思いきや結構重要な情報が飛び出してくるやん。
そして鳴子と整くんの初対面。

さらに巽が喜和さん(整くんの恩師)の弟であることが発覚する。
これはちょっとややこしくなってきた。

相関図作らんと理解が出来ん。

「地雷を踏む」の件で同じ考え方をした鳴子と整くん。
これもなんかすごい伏線になってそう。

多分この作品のファンは大体我路君ファンだと勝手に思ってる

そんな我路くんが鳴子の前に姿を現す。
アンジュの弟だとカミングアウトするも鳴子は知ってた様子。

「僕とお姉さんの事知りたいんでしょ?だったら僕の助手になりませんか」と尋ねる鳴子。

これは…物語が進みそう。そして従兄弟2人の事も認識してる鳴子恐るべし。

あの潜入とかバレバレだったんだね。

ここでこの話は終わる。

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ライカさんと整くんから始まる。

整くんの誕生日の話になり、それが今日だと打ち明ける整くん。

3月5日生まれだそうです。

共同財布でケーキを食べようと提案するライカ。
あの…この二人って結局どうなってるんですか?

ライカのいなくなる日について聞く整くん。
「決めてない 気分だ」と一蹴するライカさん。

ここから喜和と整の回想が入る。

回想が終わり「整くんの学校を見てみたいな」と言うライカに行ってみましょうと答える整くん。

守衛に挨拶を交わし、学校の案内をする。中にはであろう場所でケーキを食べる二人。
「誕生日はめでたいぞ 一年生きられたってことだからな」と伝えるライカ。

それまでの苦難が物語られる描写だと思う。

そこに通りがかるレン君

ライカと居る整くんを発見するも仲睦まじい様子に慌てて去るレン君。
2人の関係が気になりつつ陰から見守るレン君に「かわいいな」と話すライカ。

「嬉しい誕生日でした」と語る整くんに「次はレン君とするといい」と話すライカ。
なんだかさみしい描写だ。1ページ前で誕生日が無くても寂しいと思わなかったと語る整くんだが、今後誕生日を迎える度にライカを思い出すんだろうな。

「呪いと祝いって似てる」って話が2ページ前ほどにあったと思うけど、まさに呪いをかけられた瞬間ともいえると思う。

今年取り壊される6号館

そして旧校舎を見たライカがあることを思い出す。
「実録!学校の怪事件4」という作品の中にこの校舎が出てきたことを話すライカ。

そしてその本の内容が「寒い朝女子学生の遺体が警備員によって発見された」という事件があったこと、
そして「一週間後今度は男子学生が数メートル先で倒れてなくなっていた」という連続した事件になっていたことが発覚する。

さらにその本の著者が久我山実知だと言う。
※知らない人は9巻~10巻を見てね

そこに現れる四半世紀の警備員

門のところで挨拶を交わした守衛の汀(みぎわ)さんが現れ話を聞く。

ひきずり校舎の飛び降りを尋ねると「いたも何も私が見つけたんだ 女子の方」とカミングアウトする守衛。

ただその言動に不審なところを覚えたライカはいつも通り暗号で整くんに伝える。

伝えた暗号の内容は「彼はほらを吹いているかもしれない」という。
整くんも何かを感じてたのか「汀さんが言った事と言わなかったことが気になります」とライカに返す。

しかしこれ以上深堀するつもりがなかった二人に最後に汀さんから伝えられたのは

当時の話をもっとききたかったら天達先生にきいてみたらいい 亡くなった二人と同期でいらっしゃるから

そら気になるわな。

と言うことでこの巻はここで終了となります。


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レビュー終了

いかがでしたか?大分と割愛した部分もありますが、すべてを乗せてしまうのも面白みが無くなってしまうので要所要所ご紹介させていただきました。

また、続刊したら記事にさせていただきますので是非楽しみにお待ちください!

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