桜井のりお氏の人気コミック「僕の心のヤバイやつ」の新巻が出たので読ませていただきました!
僕ヤバも気付けば12巻。二人の間はどのように進展していくのか。
このままの流れだと高校編とか大学編とかもやってくれたりするのかな?
そのぐらいの長寿漫画になってくれた嬉しいなと思いながら今回もしっかりと読ませていただきます!
今回もやっぱりヤバイやつ!!
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Karte.155 私は物分かりのいいフリをする
10月の模試の結果を見て青ざめる京太郎。
前回、杏奈と受験が終わるまで距離を空ける話をしたことを後悔する京太郎
「なんであんなこと言っちゃったんだろうな…取り消せないか…?」
と脳内で呟く京太郎。ひとまず考えを収めて姉に苦手な問題を教えてもらいにいくためリビングに降り立つとそこにはリクスーを着た姉の姿。
誰の葬式?と聞く京太郎が思い浮かべたのは桃ちゃん。
「これから就活地獄編突入だー」と落胆する姉を見て自分の聞きたかったことを遠慮する京太郎。
日は変わり図書室で勉強する京太郎は杏奈が仕事で早退する日も増えたことだし集中だと自分に言い聞かせる。
時間を節約するためというより、杏奈と歩いて帰ることが少なくなったため、チャリ通も復活させて集中するも模試の結果は下がっていく一方。
そんな中、杏奈からメッセージがやってくる。
「今日はママが出張でパパがお店のパーティー」「一人でカレー作るよ〜」
というメッセージを見て「鍋が一人分じゃない」と突っ込みながらも今が杏奈に会える絶好のシチュエーションだということに気づく京太郎。
逆も然りで京太郎に会いたい気持ちを持つ杏奈も京太郎がやってくるそぶりを見せないことからカレー作りを中断する。
京太郎からのメッセージで「電話していい?」と聞かれるも「電話で済まそうとしてる」と返す杏奈。
しかし冷静になってメッセージを取り消すが、それを読んでいた京太郎は頭を抱える。
そして風呂上がりの杏奈の元に「わん太郎」がやってきてリードを杏奈に授ける。
散歩?と考えるがわん太郎も寂しいのかと外へ出ることを引き受ける杏奈。
そしてマンションの下に降りるとそこに立つ京太郎。
「カッカ…カレーがなぁー大好物でなぁ〜」と下手な芝居をする京太郎。
「会いたいならそう言いなよ」と杏奈。「そっちだろ」と京太郎。
会話をしながらエレベーターを登っていく2人。
そこにパパから杏奈へ「帰り朝になるかもだから先に寝てるんだよ。」とメッセージが届く。
朝までという言葉に反応する杏奈。
京太郎「どした?」杏奈「べっ別に!」のやり取りでこの回終了。
Karte156 私は本音を言う
カレーがまだ作られていないことに驚く京太郎からスタート。
自分が釣られたことに気づく京太郎。
嬉しくて後ろから抱きつこうと試みるもさすがは京太郎。
イモって達成することはならず。でもこういうのが京太郎らしくていい。
そして二人でクッキングを開始し、出来上がると先ほど湯上がりで出てきた杏奈の髪を京太郎が乾かすことに。
「いつもはママに乾かしてもらってるから」と杏菜。
しかし京太郎は以前、京太郎の家に泊まりにきた時には自分で乾かしていたことを思い出す。
聞こえないフリをする杏奈。杏奈も甘えたかったという描写がこのワンシーンに込められてるのもまたいい。
そして出来上がったカレーを二人で食べることに。
杏奈から関根(萌)の模試の結果を聞いて安心した京太郎。
ももちゃん(姉のバンド仲間)が勉強を見てくれてるそう。ももちゃん意外としっかりしてるやん。
「ね 外で会えなくなってもさ…今日みたいに色んなイベントもおなべもカレーもしゃぶしゃぶもお家でしようね」という杏奈。
全部食べ物の話なのが杏奈らしくしてまた…うん。
「あのさ…それなんだけど。」と深刻な顔をする京太郎を見てさらに会えない状況になると勘違いした杏奈は京太郎に泣きつく。
「これからはお互い気を使わず会いたいとかしたいこととか言うようにしよう」と提案したかった京太郎。
理解した杏奈は自分の早とちりであったのに気づき「フンッそんなの知ってるし」と意味のわからん返答。
それを見た京太郎は「可愛すぎんか〜?」と驚く。
もうここまでくると杏奈に対してのフィルターが全開にかかっているようです。
自分だけカレーを食べ終え皿を洗い、なぜか杏奈の周りをうろうろする京太郎。
「そっか・・もう遅いから帰んないとね」と残念そうにする杏奈に「いやそうじゃなく」と後ろから抱きしめる京太郎。
「家だとそう言う空気になったら止まる自信がない!」という京太郎に「そう言う空気じゃないと思ってる?」と返す杏奈。
こ、これは!!一戦あるのか?!とここでこの回は終わる。
Karte157 私は何をしてるのか
「それから僕らは」の京太郎の頭の中の声と唇を重ねる二人の描写で始まるこの回。
「そこからこうなって」とベッドで横たわる二人の映像が一瞬流れて「いないっ」と前回の続きの描写に戻る。
そして自分の部屋のベッドに横たわる杏奈。「受け身?」と尋ねる京太郎。
二人でベッドに横たわろうという杏奈からの誘い。そして多少のジャレ合いのあと目を閉じ杏奈に全てを委ねた京太郎。
そして何故だか上の服を脱ぎ下着姿になる杏奈。
「何をやっているんだ僕は 腹を決めろ…!」とブラを外そうとする杏奈に抱きつく京太郎。
「ね 寝てるかと…!」と胸を隠す杏奈。
しかし僕の経験上、そう言う行為に至ってない男子の前でブラを外そうとする女子いてますかね?
「ごめん」と謝ろうとする京太郎の言葉を遮り「いっいいけど…」と自分の胸を触らせる杏奈。
よくわからない表情で杏菜の胸を触る京太郎。
杏奈「今何考えてる?」京太郎「何gかな…とか…。」
いや!グラムとかで考えるやつおるか?!せめて何カップかな?とかならわかるけど。
そこらへんも京太郎ならではです。
そしてそのままいちゃつく二人の元に結局スズメのさえずりが来て朝が来たことを知らされる。
Karte158 僕は朝帰りした
昨晩、杏菜の家に行くことを姉には伝えていた京太郎。
家へ戻りリビングへ行くとそこにはソファで眠る姉の姿。
「待っていたのか?」と思いながらも「まぁいい…早く一人になりたい 昨日の記憶が新鮮なまま」と杏奈の下着姿を思い浮かべる京太郎。
その目の前に現れる下着姿のももちゃん。「おめでとうっ」と何かを勘違いして京太郎に抱きつくももちゃん。
「何もしてないからな!?」と返す京太郎だが冷静になりあれは何もしていないと言えるのか?と考える京太郎の前に現れたニコちゃん。
京太郎に彼女がいることを知ったニコちゃんは心配だぁと言いながら杏奈の男友達に他の彼女がいて安心したと言う。
そこにももちゃんが「杏奈ちゃんが彼女」と言いかけたところでお姉のナイスカットイン。
話題がバンドの話になり、就職するのか?と尋ねるももちゃんに「そりゃそうでしょ?」と返す姉。
そして話はおかしな方向へと進んでいく。
姉とももちゃんのバトルが白熱していく中、京太郎の手元には杏奈からの着信通知。
「彼女?」と尋ねるニコちゃんに中途半端な返事をしながら電話に出る京太郎。
そして電話の向こうでは杏奈パパが京太郎に昨日の感謝を告げ、その電話を横で聞いていたニコちゃんはなんだか妙な勘違いをしていく。
下手に否定して杏奈と自分のことを悟られたくない京太郎はそのおかしな勘違いを明後日の方角を向きながら認め、後ろではももちゃんが白熱していたりカオスな展開でこの回は終わる。
Karte159 私は寂しい
「えっPrimaryCOLORが解散?!」と驚く杏奈に「よくバンド名覚えてたな」と返す京太郎。
正直僕も同じ気持ちです。バンド名紹介の描写なんてあったかな?
少しの間、バンドの話を繰り広げ話は杏奈のドラマの話へ移っていく。
君オクのドラマの中での杏奈の印象を語っていく京太郎。
もちろんSNSでのエゴサもしっかりしており、世間の反応まで調べてある実直さ。
ほんと、いつか杏奈のマネージャーでもやるんかな?
そんな話をしていると二人の図書室に誰かがやってきて急いで京太郎から離れる杏奈。
はぁとため息を吐きながら京太郎を眺める杏奈。
「あれ以来(杏奈の胸を触って以来)何故だか集中力が上がったような気がする」
「雑念は増えているはずなのに…」と京太郎の頭の声。
会えない時のイライラの方が集中力には悪影響かと考えるようになっていた。
「そんなことを彼女(杏奈)に言うと『ホント私がいないとダメだなあ』となりそうなので黙っとく」
という京太郎だが、多分読者の大半も杏奈のその反応は予想がついたことだろうし多分そう言うと思う。
場面は変わり姉の職場「銅だこ」へ変装した杏奈が入店する。
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