バウンサー(15巻)ネタバレ感想レビュー えっ?!なんで?!が多すぎる!

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こんにちわ!待望の15巻が発売されましたバウンサー!

前巻でオーケンVS虎井の戦いが繰り広げられたあとのお話。

そしてそれに並行するBデータ問題。
国家を巻き込むほどのデータと称されるBデータの行方は!?

目次

#86

「東京フィストのいったい誰がこの連中を始末したんだろうな・・・」

不穏な言葉で始まる今話。
遺体処理班と猿川先生。猿川先生だれ?!となりにいてる推しの動画を見る杏ちゃんとやらも誰?と思ったけどCOCに居た子か!新キャラです。

そして現場と称される部屋に入ると転がる3つの遺体
3人とも首をネジ折られて殺されていることがわかる。

そしてこの遺体こそが東京フィストの誰かが殺害したものだそう。

同時刻ごろ珠理奈も人に教わていたが虎井に教わった護身術により危機を脱していたことがわかる。
撃退したことにタカをくくる珠理奈に対し「もし一発目が刃物だったら終わってたぞ」と諭す虎井。

対してそんなことはわかっていると悪態をつく珠理奈。

「俺ァ正直最悪オメェがストーカにぶっ殺されるのはどうでもいい・・・最低のくずでどうしょうもねぇクソビッチだからよ」と投げつける虎井。

憤怒する珠理奈に「だがオメェの息子…勇輝の悲しむ面はみたくねぇ」と続けて凄む虎井。

虎井が本気で怒っていることを悟った珠理奈は二度と1人で出歩かないことを約束する。

ただ一人で外を出歩いた理由が丈一郎と蜂野が険悪である空気感が堪えられないとすることからだと言う。

場面は変わり例の遺体現場。

その現場は日本に在住する無国籍の子供を誘拐して一時的に監禁する施設だという。

そしてミャンマーと中国国境付近にあるブラックマーケットの医療ラボに送られ成長させたのちに、顧客の希望商品…移植用のドナーとして出荷されるという流れになるそう。

つまりここさえなければ子供は拉致されないということにもなる。

たまに思うけど、バウンサーは実際にある話にすら聞こえてくる。

そして杏が東京フィストの誰かの娘ということが解る。

場面は変わり丈一郎勇輝に武術指導を行うシーン。

勇輝のボディがまともに丈一郎に入り倒れる丈一郎。

そして次のページでは鰐淵社長の娘が杏であることがわかり、猿川先生との会話が続く。

猿川先生の見立てによると現場の遺体のうち、2人を倒すことに関しては10秒もかかっていないと言う…しかし銃器や刃物を使用していないから高嶋や狐塚ではないと断定する。

そして残りの一人は台湾特殊部隊のエリートと言うことから少し苦戦したと伺う。

遺体に残る傷や倒し方からしてこの場所を襲撃した妨害者は「間違いなく…虎井清十郎じゃろう」と断定する。

検証を終え、遺体処理班にクリーニングを始めさせる。

シーンは変わり丈一郎のシャワーシーン。

そして遺体の回想シーンが始まり、実際に遺体になった三人を襲撃したのは丈一郎であることが明かされる。

さすが虎井仕込みの戦闘術。殺害の仕方まで虎井に似てきているってことですね。

そんで勇輝のボディであんなにダメージを受けた理由もこれだったんですね。

現場検証を終え吐いている杏ちゃん。ようやく推しが誰か明かされるもまさかの丈一郎。

えっカップリングするの?

#87

早朝のトレーニングに向かう丈一郎。さすがに10円の件はウソだろって思うけどトレーニング。

前巻のラストで背後から付けられたシーンの続きが回想で示される。

その二人の写真を再度確認する丈一郎の元に虎井からメッセージがやってくる。

珠理奈と勇輝を連れショッピングに向かう一向。同行者には蜂野の姿もある。

不審な男に付けられていることを気付く丈一郎と蜂野。

シーンは変わり虎井がサンドバッグを撃つシーン。

丈一郎と蜂野が今日一日仲良く出来たかを確認する。
「いがみ合ってクライアントにもしものことがあったら目も当てられない」と言う丈一郎に同調する蜂野

「じゃあ東大…オメェは中卒ボコったこと謝れんのか?」と尋ねる虎井に対して素直に頭を下げる蜂野。

Bデータの件を知っていた丈一郎をボコった事をここで和解させる虎井

そして今日の珠理奈の警護で不審なことがなかったか確認されるも例の不審な男に付けられていた事を報告しない蜂野。

それに対して蜂野が気付いている事を解っている丈一郎は報告を上げる。

蜂野は全く気付いていなかったとし、さらにそれを現場で伝達しなかった丈一郎を責める。

ただ描写的に確実に蜂野は気付いていたと思うんだけどなー。

そして虎井に付き合えと言われとある屋台に連れていかれる。

そこに現れたのは勇輝をいじめていた神代寺家のボディーガードの剛堂。

構える丈一郎蜂野に対し虎井が伝えたのは剛堂が2人に対してしっかり詫びをしたいという事実。

そして勇輝のその後を少し話酒の席とする虎井

そして珠理奈のストーカー事件に関して剛堂が協力を申し出る。

帰り道、丈一郎蜂野が付け狙われていた事を気付いていないことにした蜂野を思い返す。

どうしてあんなウソをついたのか…を考える丈一郎

そしてまたもや10円をコイントスし、たどり着いたのは電柱の上。

そこには今まで丈一郎が打ち上げてきた小銭が乗り続ける。

そして蜂野が単独であっていた男に剛堂が動き出す前に今日付け狙っていた男の特定を依頼する。

その相手とは…牛のマスクの男

なんでぇ?!!?!どっから接点出来たの?!

もはや兄の敵じゃないの???わからん!わからんすぎるぞバウンサー!

#88

丈一郎が警官に職質されるところから始まる。

免許証の提示を求められ応じる丈一郎。その手にある特徴的な痣に気付く。

そして感動的な再開で丈一郎の同級生の警官、鴨川に再開する。

そういえば大分前にこの鴨川も出てきたな。丈一郎を懐かしんでた描写が多分1巻か2巻ぐらいにあった気がする。

というかここで出てくるということは本編に絡んでくるってことやな。

丈一郎が殺めた現場に居合わせたとかになるんかな…。なんか辛いな。

そして鴨川丈一郎の会話から「丈一郎君も今は東京フィストに勤めてるんだよね?」と言う一言に動揺する先輩警官大川

その動揺を見逃さない丈一郎。連絡先を聞いた鴨川はまた飲みに行こうといいその場を離れる警官組。

翌日、珠理奈の警護から離れる事を馬場達に伝える丈一郎。虎井からの特命があるという。

そこへ「き、来たァー!」という叫び声。そこにはゲームアプリのガチャで当たりを引いた高島。

社長代行を行い、役員会にも出てるストレスから既に200万以上も課金しているという高島。

「しっかし彼女もできずガチャで喜ぶアラフォー男なんて…哀れ過ぎて見てらんねぇよ。」と溢す馬場。

そりゃそうやけど高島に聞かれたら瞬殺されそう…。

COCに居る蝶野から小型のGPSを受け取る丈一郎。そこに同席する杏ちゃん。

丈一郎が指で弾いたGPSが衣服にちゃんと付くかテストしたいという申し出に協力する杏。

あのコイントスそういう練習のためやったん?と思うぐらいに強力な指弾きを見せる丈一郎。

そしてGPSは杏の胸に張り付く。「杏ちゃんのオッパイ狙ったんじゃないの?」蝶野にツッコまれる丈一郎は慌てて否定する。

そしてその行為は杏にとってご褒美だったらしく「むしろこちらこそ…ありがとうございました…」と杏の心の声が流れる。

珠理奈の警護に勤しむ馬場たち。そこへ例の不審な男が近づくも丈一郎が男に声を掛ける。

まずは話をという丈一郎に対して素早く蹴り込む不審な男。

その一撃で相手が素人ではないことを悟る丈一郎。まさかの丈一郎が蹴り押され男を取り逃がしてしまう。

シーンは変わり大川(警官組の先輩)が誰かと電話している。どうやら珠理奈に纏わる相手との電話らしく、丈一郎に顔を見られたことが問題となっているよう。

そして例の不審な男にGPSを仕掛けていた丈一郎はGPSで居場所を確認する。

そしてその場所は柿根陽介が居る阿道組の上部組織、関東剛浄会総本部と言うことが解る。

珠理奈を狙う人間がまた増えてきたってことですね…。

#89

廃墟の様な集落を双眼鏡で監視する蝶野と杏ちゃん。お猿さんがいるというもそれはあの牛の男と同じく猿のマスクをかぶった誰か。

虎井の情報を元に集落を発見したようだが、なかなか苦労してたどり着いた様子。

確認出来た情報をCOCに送り帰ろうとするとまた新たにマスクをしていない3人組が現れる。

そしてその3人組はマスクの集団を「闇の提供者達」(ダークイサービスプロバイダー)と呼んだ。

一方的に話を続ける3人組のうち2人を一言も言葉を発さず瞬殺する猿のマスク。

応戦する意思を見せる残りの一人の嬉野。凄まじい戦闘の末、猿マスクの男の目にナイフを突き立てる。その後強烈なけりを顎めがけて打ち込み猿マスクを撃退する。

その傍らで戦いを見る蝶野と杏ちゃん。いや…見つかったらヤバイって!

#90

見つかったら殺されるから早く逃げようと蝶野にせがむ杏ちゃん。

しかし一向に動くつもりがない蝶野

どんだけチャレンジャーなんや蝶野ちゃん。しかしその2人の背後にまた別の人影がある…。

そして猿マスクを倒した嬉野は猿マスクの所持品をあさり、USAMRDCで作られているThermavexと言う薬を所持していることを確認する。

嬉野と通信で話していた薬島はこの場所を離脱しようとした瞬間銃撃に会う。

そして銃撃を聞きつけた嬉野から通信が入るも助けに行くのは10分はかかると言われ銃撃を交わしながら逃げる薬島。

しかし崖へと追い込まれる薬島。またもや現れた猿マスクに対し降参を伝えるも即座に銃撃される。

しかし撃たれたのは薬島が即席で作ったダミー。逆にマスク男の背後をとり銃を構える。

「諦めろ…後ろを取られたら終わりだ…」と伝える薬島の背後で「カチャッ」と銃を構える音が聞こえる。

さらに2人の銃を構える猿マスクに囲まれる薬島。

終わりか?と思われた瞬間凄まじい動きでその場のマスク男3人を射殺する。

#91

一方そのころ虎井丈一郎が例の不審な男がたどり着いた先について話している。

例の不審な男が剛浄会の本部に言った事を伝えると今はまだ動くなと伝える。

相手が何か動く前に先手をと言う丈一郎に対し「コラ中卒…オメェの意見は聞いてねぇ…」と凄む虎井。

この件は一度俺が預かると言い丈一郎の動きを牽制する。

場面は戻り、例の廃村。薬島と嬉野が合流し会話を繰り広げ鬼本と言う味方が通信機器も持ち歩かずこの集落をさ迷っていることに気付く。

そしてその鬼本は「フッ…完全に迷っちまったぜ…」と吐き捨て自分がどこにいるかを必死に把握しようとする。

そのとき仲間の悲鳴が聞こえ駆け付けた鬼本は部隊の仲間が壊滅させられているところを目撃する。

その悲鳴の張本人が居ないことを悟ると背後にはゴリラマスクの男が現れる。

すんでのところでゴリラマスクの攻撃をよける鬼本。相手は2m30ほどあると視認する。

そこへ鬼本を探しに来た嬉野と薬島鬼本を発見した2人は鬼本の腰かけているのが惨殺されたゴリラマスクであることに気付く。

どうやら武器庫を目指していたそうだがここのボスと思わしきゴリラマスクも死んでしまった以上武器庫が解らないと思いきや鬼本は死ぬ前に聞き出しているという。

やっと武器庫に向けると思った矢先の嬉野の携帯がなる。

その電話の相手はまさかの剛堂?!どゆこと?剛堂がこいつらと繋がってるの?でも剛堂嬉野たちからは忌み嫌われてるっぽい。

ますます謎が増える…。

シーンは変わり虎井の「勝手に動いたらどうなるかわかってるよな」と言う言葉を反芻しながら丈一郎が立つのは剛浄会総本部前で!!!

というところで話は終わる。

感想

まず驚くのは蜂野と牛マスクですね。なんでそこがそうつながるの?!っていう驚きが半端ない。

そして剛堂。ただの協力するって話かと思えば今巻の終盤の一番の驚きはあの舞台と剛堂がつながっていること。

ほんでオーケンは今何してるんだろう。オーケンVS虎井の構図はもう一度早く見たい!

で、丈一郎はこの後何をする気なのか。

もうまだ解明されていない気になる部分が多すぎてどれをメインに追えばいいのやら。

ひとまず言えることは続きを待てってことです!

お付き合いありがとうございました!

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