漫画OUT(26巻)ネタバレ感想レビュー 楽崎海に銃を向けられたまま話は進む

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実写化もされたOUT(アウト)の最新刊26巻が発売されました。

ここからはOUT26巻のネタバレを含むレビューとなります。
まだお読みでない方でネタバレを避けたい方は閲覧注意でお願いします。

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目次

235話

前回、楽崎海(海)に銃向けられた井口達也(達也)のシーンで終わりを迎え、その続きから始まります。

「最初この場に来た時 お前の存在に気づいてなかったよ」

という楽崎。

達也が動かなければ気付かなかったという実に「人間の目は遠くに見えるゆっくり動くモノには気づきにくく逆に早く動くモノには反応しやすい」とうんちくを披露する。

達也を助けようとする弦巻良樹(ヨシキ)と丹沢敦司(あっちゃん)。

その動きに感づいている海は二人に動かないように指示する。

そして達也になぜこの場所にいるか?と尋ね、今回の抗争には一切かかわらないと約束しただろうと尋ねる。

「約束破って先に手ェ出してきたのはオメェの方だろうが!!!」

と声を荒げる達也。「へ?」とあっけにとられた海と同時に驚きを隠せないヨシキとあっちゃん。

「オレがお前に何らかの攻撃を先に仕掛けたことだよな?」と動揺しながら訪ねる海に対して「俺も狙って三塁(達也の住む焼肉屋)をガス爆発させたのはもうわかってんだよ!!」と答えを返す。

その場に居た一同は動揺を隠せずヨシキは海にどういうことだ?と尋ねるも海も今初めて聞いたと話す。

ここから回想シーンでハルケン(爆神蜘)が達也の前に現れたところでお話終了。

236話

三塁のガス爆発事件の翌日の話。

ハルケンと達也のバトルが始まり達也を拉致る予定だったはずだと制する大島(爆神蜘)を殴るハルケン

この話は通してハルケンとのバトルシーンだけで終わる。

特に物語に触れることもなくハルケンを倒してこの話は終わる。

237話

回想シーンは続き、ハルケンを倒した後大島に詰め寄り「聞きてぇことが山ほどある・・・」と話すたちゃに向かって大島は催涙スプレーを吹きかける。

数の力で達也を責めていく大島たちの元に現れたのは沢村(ちょこちょこ登場する斬人のメンバー)!

いきなり金属バットで大島の膝を殴り「残念…折れなかったか…」はヤバい。

沢村を認識した達也。次の瞬間、武藤(斬人メンバー)も攻撃に加勢する。

そして次に現れたのは安部要(斬人副総長)

「詳しい説明は後だ…」と達也に告げる要は連れてきた斬人のメンバーと主に爆神蜘を一掃する。

爆神蜘が乗ってきた車に倒した面々を詰め込み要と達也の会話が始まる。

「すまねぇ達也!!!無関係のオメェを斬人の抗争に巻き込んじまった!!!」

と頭を下げる要。

個人的感想だが海たちのあの反応を見るに、達也を巻き込んだの要ってことにならない?

昨日の事件(三塁の爆破事件)に警察も関与していることから一旦手を引いて俺らに預けてくれと懇願する要の胸倉をつかみ「ふざけたことををぬかすな」と激昂する達也のシーンでこの話は終わりとなる。

238話

要と達也の口論で話が始まり次のページでは落ち着いた二人に戻るがなぜかボロボロな沢村と武藤。

どうやら仲裁に入った際に被害を被ったらしい。

なんかこういう漫画は絶対周りが被害を受けてるイメージ。

そして二人の会話から要がハルケン達の襲撃を予想していただろうと推察する達也に「結論から言えばそうだ」と告げる要。

要はここまでの顛末を達也に話、三塁のガス爆発の前に訪れていたガス会社の人間に扮していたのが大島であったことに気づいた事を話した。

そして話を聞いた後

「オメェはダチだがたやはり斬人の人間だ」

と要に告げる達也。

すこし寂しそうな達也の表情になんだか胸が痛む。

沢村と武藤も誤解だと要を擁護し「解ってるよ」と告げる達也だが届いてる様子はあまり感じられない

あらためて抗争に巻き込んだ事を謝罪する要に

「起っちまった事は今更どうにでもきねぇ そして俺はもう部外者じゃねぇ」

と話す達也。

何かを心に決めた表情で「当然俺も付き合わせてもらうからよ」と話す達也。

場面は変わって斬人の溜まり場の倉庫に変わる。

なぜあっちゃんの居るスクラップ場(現斬人の溜まり場)に連れて行かないのか?と尋ねる達也に

「この件を丹沢敦司に知られるのを避けるためだ」

と答える要。

理由は達也が抗争にかかわってくることを全力で阻止する可能性が高い。たとえ達也を殺してでも。

と告げる要。

この時点で要は達也が抗争に関わってくることを容認したということでしょう。

239話

冒頭現れたのは達也の保護司である石戸。

手を合わせる仏壇に映る一人の女性。

石戸が電話をかけ始めた。

舞台は変わって海に銃を突き付けられたままの達也のシーンに戻る。

回想結構長かったな。

「テメェのやったことはもう全ばれてるんだよ!」と声を上げる達也に対して海の焦り様。

これはどうやら本当に知らない感じだし、なんならあっちゃんとヨシキも知らない感じがする。

そして再び回想シーン。

達也があっちゃんに狙われる理由には幾つかの理由があると話す要。

「その理由の一つが保護司の石戸だ」と告げ、状況が理解できない達也。

過去の狂命戦争の話題に触れ、その時死んだ人間の話をする要。

当時警察が公式発表した狂命戦争での死者はたったの3人。

その内の一人は皆川状介、そして残りの二人のうちの一人が当時17歳の石戸の孫娘であったそう。

しかし、これだと後々判明するであろうもう一人の死者が結構重要になってきそう。

しかし実際には直接的に殺されたわけではなくあくまで事故であったそう。

まぁそれでも恨む理由は盛りだくさんではありますね。

まさか石戸にそんな裏があったなんて…さらに要は話を続け

生安(生活安全課)の萩原は石戸の刑事時代の部下であった事も打ち明けられる。

しかし達也は「それだけじゃあっちゃんが俺を殺すなんてイマイチ考えにくい」と要に告げ、問題はこれからだと話を続ける。

「今からする話は7代目総長と斬人幹部連しか知らない…俺らの支援者と斬伐会という組織の話だ…」

現在に戻りあっちゃんの表情が達也に対する殺意なるものにも考えられる表情。

知られてはいけないことを知られたってことで消すしかないって思ってても不思議じゃない感じ。

いままでのあっちゃんの行動からならそうとも読み取れそうな絶妙な表情。

そして石戸が電話をしていた相手はヨシキ?!っていうところで話は終わる。

240話

石戸が電話していたのは萩原であった。

でも前回の描写から同時刻にヨシキ側にも何か連絡があった可能性は高そう

萩原と石戸の会話で何やら「大きな借り」があることがわかる。

当初から石戸はなんか嫌な感じしてたけど目的の為なら手段選ばず主義っぽいな。と思った。

そして萩原もどうやら斬伐会に少なからずかかわりがあるよう

そして部下の木村と会話を交わす萩原。

この木村も後々、すごく厄介な奴になってきそうな雰囲気がムンムンしてる。

「ヤクザと警察は目糞鼻糞」と話す木村。

ぜーったいややこしいやつやん木村。

皆川状介、弦巻良樹、丹沢敦司を地位的欲求の強い支配者タイプの人間だ。

決めてくる萩原。

萩原の携帯が鳴り、令状も何もない状態でヤードに踏み込んでいく萩原と木村。

ここでこの話は終わる。

241話

場面は達也たちの現在に変わり、ヨシキが本当に三塁でガス爆発があったのか?と尋ねると疑ってるなら自分のスマホで調べろ!と達也

調べた面々はその事実を確認し銃を突き付けて動けない「達也の言ってることは本当だ。」と告げるヨシキ。

またもや達也の回想シーンに映る。

斬伐会の説明を一言でいえば極道一家の名前と話す

まぁそうでしょうね。

そして斬人のケツ持ちが氷極会の力重という人物である事も知らされる。

斬伐会とは力重を中心とした支援者たちが後継人となり斬人の内で選別された者達の為に用意されてる極道一家の事

と話す。要するに斬人で認められた奴らが入れる極道組ってことですね。

もその選別者の中の一人と打ち明けあっちゃん、圭吾、目黒と田口が選別者に上がっているそう。

つまり選別の対象になるであろう今回の抗争に達也という部外者の介入は認められないというのがあっちゃんの考えだそう。

斬人入りをあっちゃんから誘われたときに断った達也は、選別の対象にならないからってことでしょうね。

シーンは変わって武藤大島を詰め続けてるシーンに変わる。

それでも大島は誰の指示もなく自分らが勝手にやったと話し続ける。

また変わって達也のシーン。

皆川状介が死亡したあの事件で、襲撃してきたのは弦巻良樹だと本人から告げられたあっちゃん。

瀕死の状介「警察と繋がっている人間で斬人の裏切り者だと」知らされたそう。

確かに石戸からの電話がなるあのシーンも考えると繋がっている可能性は否定できない

多分、あれは石戸からじゃなく萩原から鳴っていた電話って考える方が話の辻褄は合いそう

そして達也に言われて三塁を調べたときに萩原にメッセージを送って萩原がヤードに入っていったって考えたら話は通る気がする。

あくまで推察ですが。

達也武藤、沢村と合流したころすでに尋問(拷問)された後のハルケン大島に対し、ここからは俺も参加させてたもらうと話す達也

ここでこの話は終わる。

243話

人は誰でも簡単に一線を越える事ができる…

こんな不穏な書き出しから始まるこの話。

ハルケンと大島の尋問に参加した達也の言葉。

関わるなと制止する要の言葉に言葉を返し、正直テメェらの理屈なんて俺にゃどうでもいいんだよ。

それはそうだろうと思うし、達也からすれば当事者が目の前にいて関わるなって言う方が無理だ。

この倉庫に連れてきた時点で要の選択は間違ってたと思う。

そして、達也の尋問が始まる。

それでも中々口を割らない、大島・ハルケンにしびれを切らし、大島の部下の一人を立たせろと沢村に指示する達也。

その言葉に従い部下を立たせると、その部下の耳を切り落とすと大島を脅す達也。

それでも答えない大島「残念だ」耳に当てたナイフを下す達也。

要も「そこまでバカじゃなかっただろ。」安堵した

次の瞬間、達也はその部下の腹にナイフを突き刺した。

場の面々の表情が固まる中、何度も執拗にそいつの腹を刺す達也。

当然、崩れ落ち死んでしまう。

人は誰でも一線を越える事が出来る…守るものが一切なければ

の一言でこの話、この巻は終了となる。

感想&レビュー

正直、海はやっぱり三塁爆破には関わっていない気がするしヨシキも違うと思う。

あのスマホで調べたシーンであっちゃんも調べてる描写はあれど言葉は発しなかった。

それが何か物語ってる気がする。っていうかあっちゃんは今回一言もしゃべってなくない?

見返したけどやっぱり喋ってない。

ぶっちゃけ、あっちゃんが一番怪しい。

てゆうか、要も怪しい…。

ほんで萩原の大きな借りについてもその内描写されるだろうし、力重の出現も待ち遠しい。

んで、組が関わってるとなればバウンサー側でも何か繋がってくるんかな?

ちなみに若干ネタバレすると次の回で、刺された奴は生きてるって話になってます。

真偽は不明ですが。

なにはともあれ話は後半戦になってきたし、すべてのきっかけが皆川状介であることは間違いないだおう。

これがある程度片付いたら千紘(皆川状介の妹)と達也の進展とかあるんかな?

つづきが色々気になる漫画、OUTの26巻レビューでした!

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